留学って?

息子の留学。どういう準備が必要なんだ?何から始めれば?

成績。

成績。

 

さあー、

結果はどうだったんだ?

 

ドキドキすることもなく、

受けた本人の言葉通り

撃沈しました。

 

そして、トータルの数字はと言いますと

7.7へ下降。

 

これで終わった。

とりあえず、中3冬休みでの留学出発は

できなくなりました。

 

で、本人はというと

ちょっ残念そうに

 

息子

「ごめんなさいといった成績だけど、ちょっと不安だった。

なんだかどんどん留学の話が進んでいく感じで。」

「自分が言い出したことだったんだけど、じっくり考えて、調べながら

進めていきたいんだ。」

 

なんてことを言ってくれるのなら、親としても、

逆に今回は成績が悪くて、留学に行けなくてよかったんじゃないか、

と思っちゃいそうですが。

 

現実は

「やばい、やばい。」

と大騒ぎしているだけでした。

 

これで、高校生になってからの留学ということになります。

 

ちょっと時間ができたので

新たにいろいろ調べてみようと思います。

揺れています。

ちょっと話は戻りますが、「フィジー」。

最有力と考えていました。

 

しかし、しかし、

よくよく考えていくと

日本人が多すぎるのではないかと。

 

全校生徒の20%(maxですが)まで、留学生を

受け入れる。

 

全校生徒が1500人いるとすると

20%は300人。

 

留学生がmax300人ですが、日本のエージェンシーが

メインでからんでいるということは

日本人の留学生が中心と思えるんですよ。

 

やはり多いよなー。

 

※気にされ方、この人数が特に多くないと思われる方も

 たくさんいらっしゃると思います。

 

息子は親の目から見て、

典型的な日本人です。

個性も強くないし、

我も強くない。

みんなと仲良く協調していく、

先生にとっては非常に扱いやすい子です。

 

強靭な意思を持っている子であれば、どんな環境でも

やっていけるでしょう。

しかしうちの息子が現地にいる日本人と

つるまないわけがない、と思われるんです。

 

実際はわからないですよ。

息子にもこの不安をぶつけてみると、

「僕は大丈夫!」

というのですがねー。

 

最有力と考えていた場所だし、

息子のその気だし・・・・・・。

 

親が揺れてます。

一番やってはいけないことです。

子供のほうが不安なんですから、

親が毅然としていないと。

 

 

そして、

 

 

 

語学勉強に対しての

非常に高いハードル

「日本人とつるむ」

これを排除するために

私たち親子は「フィジー」を

あきらめました。

留学可能な成績基準。

留学可能な成績は10段階で7.5以上。

これ以上の成績であれば留学はできるようです。

ただ、休学扱いの留学。

 

元の学年にもどってくる留学の場合は

なんと10段階で8.0以上が必要。

 

で、で、

うちの息子の成績は

前回の成績でジャスト8.0!!

おー行けるじゃないか。

 

で、で、

まだ続きがあって、

最近期末テストがあって、

その成績はまだ出ていないんだ。

 

学校に申し出た時の

一番直近の成績が関係するので、

まさにこのテストが。

 

おいおい、

それで出来はどうだったんだ?

 

それが...........。

まずいかも。

 

まじかー。

まじかー。

でも、まだ結果は出ていないんだよな。

 

現状維持なら、

大丈夫。

 

でも少しでも落ちたら、

 

いや、考えないことにしよう。

 

あと2、3日後には結果が全部でる。

学校が認める留学とは?

さてさて、息子の学校です。

 

私が留学に関して聞いていることはというと、

1、最大一年までの留学は正規留学と認める。

学校を辞めずに行って帰ってこれるということです。

 聞くところによるとどのような留学であろうと長期留学の場合は

 学校を辞めなくてはならないところもあるようです。)

2、留学先で正規の授業を受け、単位を取得する場合は学校内の単位として認め、

  進学を認める。ただ、学校の規定に準じる。

3、学校が留学を認めるにあたり、ある基準の成績が必要。

 

という、大まかなことは知っていました。

特に留学を考えていなければ、

「ふーん」

という感じでこのような内容はスルーだったのですが、

いざ息子が留学となってきますと、これだけでは全くの情報不足です。

 

1番の内容に関しては特に問題ないです。

 

2番は・・・、学校の基準ってなんだ?

おそらく、留学先の単位数、単位の規定、取得する学科が関係してくるのだと

思われます。

 

そりゃあそうですよ。体育、美術、補修英語、パソコン、

このような授業内容だけでは進学させないでしょう。

文科省は留学したという事実だけで進学してもいいという通達を

 しているのですがね・・・・)

 

3番。これはちょっと先生に確認しないとわからないですね。

普通程度の成績を求めているのでしょうか?それとももっと成績のいい子だけに

認めようとしているのか?

 

いずれにしても学校に確認しないと先には進めません。

2番はちょっと複雑そうですが、3番はすぐわかるでしょう。

しかもはっきりと。

洗脳なのか?

さてさて、日本人の数の問題やホームステイ先の料理などより

もっともっと大きな問題が目の前にあるでしょう!!

そう

「短期留学」か「長期留学」か。

 

担当者は息子にも

短期と長期は留学期間が短い長いということだけではなく、

根本的な内容自体も違うということを説明してくれました。

 

両者は根本的に違うもの、

同じ土俵の上にないものという認識が息子に出来上がってきたようです。

自分のしたい留学は「長期留学」だと。

 

怖いですが、

ある意味「洗脳」だし、「情報操作」ですね。

 

息子にそのようなことを行っていいのか?

 

というご批判はあると思います。しかし、私の中でもう

「短期留学」の価値が見いだせなくなっていたのです。

留学するのであれば長期しか意味がないと。

 

長期留学にに関して

息子の不安は大きくまとめると2点

・留学先の勉強についていけるのか。

・一年後に今の学年に戻ってこれるのか。

 

私と妻の心配事は

・ちゃんと生活ができるのか。

・一年後に今のクラスの戻ってこれるのか。

 

両者共通の心配事をまず解決しないと。

 

ということで、私たちは息子の学校の

留学したい生徒に対する姿勢とシステムの確認をすることになりました。

学校の先輩たちも留学していると聞いていたので

あまり心配はしていませんでした。

 

今のところまでを整理すると

「長期留学」(1年間)

「今の学年に戻ってくる」

「英語圏に行く」(フィジーが有力)

「中学3年の冬休みから出発する」

というところです。

留学先の問題。

とある日曜日、息子を連れ立って

私、妻と3人で例のエージェンシーに向かいました。

 

女性担当者は熱心に息子に向かって

「フィジー」について説明してくれました。

ほぼほぼ前回と同じ内容でしたが、

息子に対しては生活面と学校の様子について多く説明をしてくれました。

 

担当「ホームステイはフィジアンの家庭かインド系の家庭

   なります。両者一番の違いは食事です。フィジアンの家庭は芋を中心とした

   食事で比較的いろいろな物が出てきます。しかしインド系の家庭は

   「カレー」ばかりです。いろいろな種類のものがこちらの家庭でも

   出てきますがすべて「カレー」です。」

私 「へーっ。面白いですね。」

担当「香辛料の食べ物がきつい場合はインド系の家庭は無理ですね。」

妻 「そういうことでしたら、息子はインド系の家庭は無理ですね。

   ところでホームステイ先は選べるんですか?

担当「要望は出せますが、細かいところまでは選べません。

   ただ、食事は大事なことですので、香辛料は無理という方はフィジアン家庭に

   なると思います。」

 

担当「学校ですが郊外にありますので、周りには遊ぶところがありません。

   基本学校から帰りましたら、家族と過ごすことになります。

   テレビを一緒に見たり、宿題をやって過ごします。学校の授業は

   学校の生徒たちと同じ内容のものと英語の補習授業を受けることに

   なると思います。」

息子「授業の内容は難しいですか?」

担当「難しいことはありません。ただ、最初は英語が理解できないので、

   そのことで苦労をすると思います。」

私 「学校内に日本人の留学生は多いのでしょうか?

担当「全校生徒数に対して最高でも留学生の数は20%と決まっています。

   中学生から高校生までクラスがありますので、

   全体としてはいるかもしれませんが、一クラスにすると

   そこまで多いとは感じないと思います。」

 

結構、この日本人が多くいるというのが問題だったりするんですよね。

 

フィジーに限ったことではないのですが、異国にいるというのは不安です。

コミュニケーションも思いのほか取れない。家族も友人もいない。そうなると

日本人とつるんでいると安心するという心理が働くと思います。

その行動が実は語学の勉強には最大の壁になるような気がします。

 

まったく日本人がいないのは本人にとって不安でしょうが、

少なければ少ないほうが「語学の勉強」という意味ではいいのかもしれません。

 

(続く)

 

息子の気持ち、親の考え。

家にかえって、家族で相談。

エージェンシーで聞いた話を息子にぶつけてみました。

 

私 「長期、一年の留学はどうなんだ?そして、フィジーは?」

息子「一年?フィジー?」

私 「そう。フィジーで一年間留学するというのはどうなんだ?」

息子「フィジーって、英語圏なんでしょう。なら、ぜんぜんOK。

   あと一年間の留学は・・・・。いきなりはちょっと・・・・

   考えてもいなかったから。」

 

まあ、予想通りのリアクションでした。

フィジーはともかく、一年間の留学はおよび腰になるかもな。

家族内でも

「まずは短期留学」そして、じっくり吟味した後に

「長期留学」という流れでしたから。

長期に関しては高校で行ってもいいし、それこそ大学になってからでもいいと

思っていました。

 

ただ、エージェンシーの言わんとしていることもわかるんです。

「短期留学」と「長期留学」の現地での扱いが当然違うことも。

 

私たちの話を息子も頭では理解できています。

違いも扱いも、わかっているようです。

ただ、いまいち腑に落ちていないんです。

 

私たち親も、留学に対して知識があまりないことが災いして

「ブレブレ」

となってしまています。

 

これはエージェンシーに

連れていくしかないなあ。

 

そして、息子の部活の日程をにらみながら

エージェンシーへ三人で向かったのでした。