留学って?

息子の留学。どういう準備が必要なんだ?何から始めれば?

カナダの留学システム。

担当「カナダの長期留学を希望ですか?」

私 「はいそうです。」

担当「お子さんはおいくつですか?」

私 「今度の4月で高1になります。」

担当「高校生での留学ということですね。」

私 「はい。カナダの留学システムとどのあたりがいいのかということも

   すみません、よくわかっていないんです。ただ、アメリカほど

   高額ではないと聞いたものですから。」

担当「そうですね。場所を選べばそこまで高額な費用は掛かりません。

   まず、システムから話すと、カナダは教育委員会ごとに授業内容から

   留学費用まで多岐にわたり決定しています。ですので、希望の教育委員会

   決める必要があります。例えば人気の「ブリティッシュコロンビア州」。

   バンクーバーがある州ですが、ここには数十の教育委員会があります。

   バンクーバー周辺だけでも10以上はあります。」

私 「そんなにあるんですか。」

担当「ありますね。その教育委員会の中に高校が少ないところで数校、多いところで

   10校程あります。」

私 「学校は選べるんですか?」

担当「はい。選べます。ただノバスコシア州というところだけは州教育委員会

   集約して学校に割り振るという方法を行っています。この州だけは

   場所や学校を選べません。ただ、

   このノバスコシア州、費用が抑えられます。」

私 「そうなんですか?」

担当「はい。ただとにかく田舎です。州都のハリファックスは都市ですが、

   あとシドニーかな、ここはそれなりに町の機能がありますが、

   他は何もないです。この州に申し込むと、この都市に行く可能性もありますが、

   他の港町などに行く可能性もあるわけです。だから、費用が抑えめの

   設定なっているようです。」

私 「そういうことなんですね。」

エージェンシーのフェアー。

新宿区の大手エージェンシーの留学フェアー

まずここに足を運びました。

 

先に大使館主催の留学フェアーにいっていたため、

ちょっと規模的に見劣りが・・・。

ただ、一企業としての開催となるとやはり立派です。

 

エージェンシーのフェアーは初めての参加で、

感想としては語学学校のブースが大変多いですね。

まあ、メインの客層がそこなのですから、

いたし方ありませんが。

 

その中でもニュージーランドの高校が数校参加されていました。

私たち(私と妻。息子は部活のため不参加)はさっそくそこに向かい、

話を聞きました。

 

前回のフェアーで高校の話は大まかわかっていたので、会話はスムーズに

進んでいきました。(担当者が日本人だったのでよかったです。)

基本的には中身は同じで、

違いといえば、

所在地。学校の規模。

学校の成績。(これはネットですべての学校が見れるようです。)

学校周辺の経済状況。(これの件は全く初耳でした。実は治安面などを考えると

重要な項目の一つのような気がします。これもネットで確認できるようです。)

 

大体このようなところでしょうか。

前回話を聞いた高校がよかったので、他の学校の話を聞いて、

比較してみたかったんですよね。

やはり数校の話を聞いて、比較すべきですね。

 

エージェンシーの留学フェアーなので、ある地域に特化していません。

ですので、アメリカもあればオーストラリアもあります。

そう、カナダもあるんですよ。

 

カナダの高校は来ていませんでしたが、

このエージェンシーの現地駐在員の方々が来ていらっしゃって、

お話を聞くことができました。

 

東側担当者と西側担当者。

西側というと「バンクーバー」という大人気都市があるため、

この担当者の前にはかなりの人が並んでいました。

東側というと「トロント」という都市とかがあるのですが、幸いにも

この日はあまりに人が並んでいませんでした。

私たちは最近「カナダ」について興味を持ち始めたばかりですので、

「どの都市いい」

という知識もないので基本的なことから説明を受けました。

(続く)

 

この国も本当はいいのだけどな。

息子の成績が振るわなかったことで、留学に関して勉強の時間ができた

ことは以前書きましたが、

その中で新たに

「カナダ」

という国が気になってきました。

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実は当初調べていた段階で、

「アメリカ」

「イギリス」

「カナダ」

この3か国はかなり費用が掛かるという認識でした。

 

「アメリカ」、「イギリス」は費用以前に安全面で外していましたが、

「カナダ」に関しては

 

「費用さえ折り合えればいい国なんだけどなあ」

 

という感想を持っていました。

 

なんとか費用を抑えて、行けないものか。

なんて考えて、本屋さんで留学に関する本をぺらぺらと、

ネットでサクサクと検索。

 

おやおや、

比較的費用が抑えられたコースとかが、あるじゃないですか。

 

ただ鵜呑みにはできません。

おそらく、費用が安く表記してあるけれど、含まれていないものが

多くあるのではないか。

それらと足していくと結局、まー、おなじみの費用帯に入るのではないかと。

 

いずれにしても、

新宿区の留学エージェンシーと

渋谷区のエージェンシーが

抑えた費用で設定していました。

 

あまり期待はしていませんが、それでも

一つ一つ確認していくしかないなという気持ちで

エージェンシーに行ってみることにしたのでした。

 

ニュージーランド留学フェアー3。

(続き)

日本人担当者との話はほかにも、

生徒数の話

全校生徒で1500人ほど。男女比は50:50。

交換留学生は少しだがいるみたい。

 

気候の話

郊外ということもあって、空気がいい。

南島に比べて暖かい、など

 

勉強のことはというと、

担当「基本、どの授業も難しい内容ではないし、

   学期末のテストも単位を落とさせるものではなく、

   どのくらい理解できているのかを確認するようなもの。

   だから心配しなくてもいいです。」

私 「英語のレベルが上がらないと現地の生徒と同じ授業は取れないのでしょうか?」

担当「そんなことはないです。英語の補習(ESL)は受けてもらいますが、

   それも通常の授業と並行して、受けてもらいます

   他の生徒たちが英語の授業(日本でいう国語の授業)を受けているときに

   ESLを受けられます。体育や数学は英語力がそこまでなくても

   大丈夫です。」

妻 「息子の学校は単位交換で進級ができるということなので、

   1年間で何単位をとれるのでしょうか?」

担当「日本と単位の考え方が違うので、それは何とも言えません。ただ、

   普通に授業をとっていくと100単位以上は取れますよ。」

妻 「100単位?子供の学校は30単位以上で大丈夫なんですが。」

担当「数字が全然違いますね。やはり単位の考え方、単位の計算方法が

   違うんだと思います。近いうちに1年間でどのような単位をとれるかメールで

   ご連絡しますよ。」

私 「ほんとですか。それは助かります。その内容を学校に持って行って

   確認してみます。」

 

という内容を最後にして、このブースを後にしました。

 

この単位換算の話、結構大事です。

1年間、学校を不在にし、それでいてどのような内容の授業を受けてきたのかも

わからない生徒を進級させるんですから、学校側も単位の内容に神経質になるのも

しようがないと思います。

 

さてさて、この後も留学フェアーの多ブースをのぞいたり、

話したりしたのですがここまで込み入った話をしたところは

ありませんでした。

 

実際収穫はこの1校だけだったのですが、

それでも、

このフェアーに来た甲斐はすごくありました。

 

 

ニュージーランド留学フェアー2。

ニュージーランド、昨日地震がありました。

かなり大きかったようで、心配です。

けが人や家屋の倒壊など何もなければいいのですが。

 

日本とニュージーランド地震大国です。

すべての国土が断層の上にあるといってもおかしくないようです。

日本でも気を引き締めないといけないですね。

 

さて、留学の話です。

私と妻はある高校のブースに向かいました。

そのブースにいらっしゃったのはその高校の留学生担当者。

しかも日本人でした。

 

他のブースを見ると中には日本人の方が1人でいるところもありますが、

基本はニュージーランド人と通訳の日本人がいるブースです。

 

少しは英語で話もできますが、

やはり込み入った話になってくると日本語で話せるのは

非常に助かります。

 

さてさて、まずは自己紹介・・・なんて思っていたのですが、

担当者のほうから学校の説明をいただきました。

その熱い話っぷりに私たち2人とも、圧倒され、

あっという間に30分ほど過ぎてしまいました。

 

とにかく、都市から少し離れた郊外にあるので

安全と利便性との両方を持っている町だと。

留学生も都心部に比べて格段に少ない。しかもこの学校は

最近留学生勧誘に力を入れ始めたので、学校内の留学生割合が低いとのこと。

 

私 「最近力を入れ始めたということで、ホームステイのシステムなどは

   大丈夫なのでしょうか?」

担当「町内にもう1校、高校があってそちらには留学生が多数来ています。

   町として留学生を受け入れているので、

   多くのホストファミリーは留学生受け入れに慣れていますよ。

   安心してください。」

 

おーっ、なんだか理想的な学校のような。

日本人留学生は少なく、困ったときには日本人の担当者に頼ることができる。

 

ほんとか?

こんないい話がいきなりやってくるかー?

(続く)

ニュージーランド留学フェアー1。

ニュージーランド留学フェアー」。

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この手のフェアーに参加するのは初めての経験です。

息子は当日部活動があり、妻と私二人での参加でした。

 

さすがニュージーランド大使館主催のイベントということで

場所も

六本木ヒルズ」。

 

さすがですねー。

 

まず、受付を済ませると

エコバックに入った冊子を受け取りました。

この冊子は留学フェアーの案内と、このフェアーに参加している

機関(主に語学学校、大学、高校)とそのブース番号の記載が

ありました。

 

これはいいですね。

フェアーだとあたりまえなのかもしれませんが、

こういう記載は手間を省いてくれます。

ピンポイントでいきたいところ(私たちの場合は高校ですが)に

行けますから。

 

受付の横ではニュージーランド産の

クッキーとコーヒーをふるまっていました。

 

私たちはオープンしてからすでに数時間が

経過したころにやってきたので、中は人でもういっぱいでした。

 

俯瞰してみてみると

人気のあるブース、そうでもないブースト

はっきり分かれているのがちょっと面白かったりして。

 

やはり語学学校のブースが多く、人気もあります。

私たちが目指す高校のブースはそれほど多くはなかったです。

多くないということで、ブース自体は混雑していました。

 

とにかく、どのような話が聞けるのか、

どちらかのブースで担当者と向かい合わないと

始まりません。

 

私たちの理想の学校は

北島(南は結構寒いみたいです)、

大都市の郊外

公立

共学

 

で、ブースを見回しいると

1か所空いていたところがありました。

 

ブース番号はというと〇〇番。

冊子で確認。

えーっと、

おー、公立だ。共学だ。

場所は、オークランド。北島だ。

 

ということで、そのブースへまっしぐらに向かいました。

いつどこへ。

時間が少しできたので、新たに勉強を3人で始めることにしました。

 

まず考えることは、

いつ出発することができるのか。

 

成績さえクリアーできれば、

高校1年の4月から可能。

ただ、このタイミングは可能ではあるけれど、

やめたほうがいいのではないか。

 

理由としては

高校になったばかりで、

(息子は中高一貫校に通っていますが)

中学3年の冬休みからすでに留学しているのなら

ともかく、あえて進学早々に留学しなくてもいいのかと。

 

では、夏か。

 

夏なら欧米の学校は新学期から入学できる。

 

それとも、もうちょい先の冬か。

 

それなら、オセアニアが新学期からいける。

 

で、ここで妻から注文。

妻は生活面と安全性を非常に重視しています。

あたりまえですが、

「安全な国に留学してほしい。」

 

どこに行っても、危険は伴うわけですが、

妻は

「アメリカとイギリスはやめてほしい。」

とリクエストしてきました。

 

理由はわかります。

「テロと銃」です。

 

銃はおいておいても、

テロはどこで起こってもおかしくはないのです。

ただ、確率の問題です。

妻の中では「アメリカとイギリス」が

その可能性が高いという判断なのでしょう。

 

妻がそう思うのであれば、

私も息子も異存はありません。

 

では残りの英語圏となりますと、

カナダ

オーストラリア

ニュージーランド

アイルランド

マルタ

シンガポール

フィリピン

インド

といったところでしょうか。

 

 

さて、

「今度の日曜日にニュージーランド留学フェアー』があるよ。

行ってみない。」

ということになりました。