派遣前、派遣後。
こういう交換留学派遣団体のいいところは、
派遣時というよりは
「派遣前」と「派遣後」だと思います。
まず派遣前に数回留学前の生徒たちを集め
注意事項の徹底と「先輩たちからのアドバイス」が
あるようです。
この「先輩たちからのアドバイス」は
わたくしたちに披露した体験談と全く質が違うようです。
まあ、当然といえば当然なのですが、
オフィシャルな場での話(私たちの前)と
そうでない場(派遣前のオリエン)では
話す相手も違いますし、状況も明らかに違います。
実際に体験したこと細やかなアドバイスが聞けるようです。
そして、今度は自分が留学を体験し、次の後輩たちに
その体験を生かしたアドバイスをしていく。
こういう伝統が脈々と続いていくんですね。
また「留学後」にも帰ってきた生徒たちを集め
「社会復帰」(ちゃんとした日本の生徒に戻ること)できるように、
これもこまめな指導をしているようです。
そして、その後の進学相談ものってくれるようです。
「AO入試はどうだ」とか、
「どこの大学なら語学を生かせる」など、
これもスタッフの方や実際体験した先輩たちの話や、
それこそ横のつながりで、同時期に行った留学生たちの生の声を
聞いたりできるようです。
こういう集まりが長く続き
人脈ができていくんです。
この年代で、学校の枠を超えた人たちと交流できるのも
派遣団体から留学できるメリットだと思います。